amrskJPNのメモ帳[作詞作曲]

あおむらさき(amrskJPN)による作詞作曲と音楽に関するメモ帳です

「歌ものを作りたい」について

2018年!!!!
おはようございますamrskJPN(あおむらさき)です。
今回はふんわりした「歌ものを作りたい」について
つかみどころのない・・・ぼんやりとした話をしたいと思います。
どういうスタンスやメソッドをもって制作に臨むのかはそれこそ
「人それぞれ」で終了することなので、私もその「それぞれ」の
1パターンとして書きたいと思います。
もう確立している人ならその差異をより意識することができる
だろうし、今模索している人ならその比較材料としてお読み
いただければ幸いです。

amrskJPNが歌ものを作る[スタンス]
(※amrskJPNは「自分が歌う」歌ものです/FemaleVocal)
スタンスとは「ある行動をとる際の、姿勢や立場」とあります。
「なんで作ってんの?」とぽーーんと聞かれたとして
どう答えるかというくらいの軽い(?)話です。
「うーーん!ことばを歌にして残したくなっちゃったから」
「へえ」
そのくらいの気分で私は制作しています。

わりと「なんで作ってんの?」は重要だと思うので(あれ?)
「自分が歌う曲を作って皆に聴いて欲しいから」とか
「他の人に歌ってもらって皆に聴いて欲しいから」とか
「バンドのため」とか「ボカロPになるため」とか
「プロの作家としてやっていきたいから」とか
「自分がメジャーデビューしたいから」とか
どういうスタンスで歌ものを作っているのか明確であると
そんなに悩まないというか、分不相応な悩みを持たなくて
済みます。「趣味やねん」という人が見えないくらい高い
レベルのことを考えても仕方ないからです。見えないなら
見えない時点で見えない。見えたらチャレンジすればいい。

amrskJPNが歌ものを作る[メソッド]
私はスタンスのとおり「ことばありき」で作曲しているとはいえ
別に「曲先で作れない」わけではありません。さらにその曲先の
中でも「メロ先」「コード先」がある(?)とすればますます
よく分かりません。あまり分けて考えられないので・・・
全部ほぼ同時に出てくることもあれば、1フレーズのみ詞が先にできて
メロを歌いだすとつながる(残りのことばを考える)こともあります。

今のところは(心にひっかかることばがあること前提)
①ことばをぽんっと並べる
②その形をよく見ながら詞を声に出す
③キーボードのリズムを鳴らして歌っていく
④全体像がつかめたら形にする
というのが私の制作の流れとなっています。

「歌もの」ならやはり「歌メロ」のどこか1フレーズが
心に残るように作りたいなあと思っているので、ふだんから
自分が聴いている曲も「どのフレーズにひきつけられるのか」
よくよく分析しながら心におさめておくとよいと思います。
おそらくメロディ単体というわけではなくて
ある1フレーズにおいて
「こういうテンポとリズムで」
「こういうキーで」「こんな楽器音があって」(曲調で)
「そこにこういうメロディで」「そもそもこのVocal(声色)で」
「それでこういう音を発して(詞の発声)」
「(※曲によっては)あとそれがこういう意味で(調和)」
だから自分はひきつけられるのか!
(そんなに好きでなくても)ヒット曲も分析してみて
だから売れているのかもしれない!

例)Bruno Marsの「Versace On The Floor」
2016年のアルバム『24kMagic』の5曲目で、太字のところが
私が特にひきつけられた部分です(コードをシンプルにとりすぎ)

(GM7・・D/AじゃーんAじゃーん   Dじゃーん)
音)しぃ/ふぁ#っ\しぃッ/れっ・れぇッ・れ・・・
詞)べる/さっ  \ちぃッ/おん・ざッ・ふろー・・・
(Dメジャーおしゃれアーバンバラード・・・)

洋楽なので詞が何を言っているか私はよく分からず、
後からふわっと「Versace On The Floor」という香りが
立ち上ってくるところまでがおしゃれ。
この「(べる)さっちぃッお」の音の運びがひっかかって、
んざッ「ふろー・・・」でぶわあっと解放される。
さすがだなあ「あっこの曲いい!」となりました。
顔マネをして自分で歌うとよく分かります。好きな曲の好きな
フレーズをマネして歌うことはとても有効です。

これを常に考えることも歌もの制作[メソッド]の一部に
なると思います。耳コピ(歌うだけでも)をすればより分かります。
自分がこれまで「よいメロディの曲」が作れているかは
客観的には分かりませんが、プロアマチュア問わず(※歌もの)
「あっこの曲いいな!→なぜいいのか?」を考えることは
「メロ力(りょく)UP」のために欠かせないと思います。

主観的には自分なりに毎回よいメロディができた!
(特にここのフレーズが気に入っている!)完成!!!!
と思うからアップロードしているので、いちおうそう思える
ところまでは頑張ってみて、とりあえずぽーーーーんと
公開してみるのがよいのではないでしょうか。
「何これ」と1秒くらいで終了なんてのはよくあるだろうし、
もしかしたら「いいね!」と思ってくれる人がいるかもしれない。
「いやもうちょっとこうしたら」とアドバイスがもらえるかも
しれないし、アドバイスはもらえなくても誰かが「こうしたら
いいのに」と思ってくれるだけでも意義がある。

とにかく作りきらないと作りまくらないと「マンネリ」
すら見えてこないし「自分のクセ」すら把握できない。
もっと高度な工夫であるとか複雑なことはそれからでも
よいような気がします。

「歌ものを作りたい」まとめ
amrskJPNの「歌ものを作りたい」は「自分が歌う」ケースの
1つです。上記のテーマを広く扱う場合は「誰が歌うのか」を
想定して分けて考えることが必要だろうと思います。
たとえばプロデューサーとして他の人あるいはボーカロイド
歌ってもらうなら当然そのスタンスもメソッドも変わってきます。
バンドメンバーならまた別のやり方もあるでしょう。

ただまあふんわりと共通して言えることがあるとすれば
「歌ものを作りたい」というのは
“心にふっと残る『歌メロ』をごっつええ感じに用意したい”
とほぼ同義であり、それをCenterに据えておくことが
広く「歌もの」を作る上で肝要であると思います。
それがブレていなければ詞先でも曲先でも(メロ先でも
コード進行先でも)うまくいくような気がします。

おまけ(やり方について)
やり方はやりやすいようにやるのが一番です。
「やりやすい方法はどれか」が分かるまですべてのやり方を
試してみるのは(趣味なら)有益なことです。

詞先なら
「さあ世界(ことば)は置いてみた」
「これに『よい歌メロ』はのっけられる?」
「歌える?まず自分が歌ってみていい感じか?」
▲(※ジャンルによっては歌えないメロもあるでしょう
それが自分にとって『よい歌メロ』と言えるものであればOK)
「なんか聴こえてこないか?」(※これ大事)
「実は音世界も見えてるんじゃないか?」
(※見えているならリズムから形にするとやりやすい)
(※歌メロができれば詞は適宜調整すればよい)

見えない場合
「世界があるのだから『合う曲調』を探せないか?」
「詞があるなら最低限テンポとリズムは見えてこないか?」
「リズムだけでも見つけて歌えないか?」
(※リズムの鳴るキーボードがあると楽です)

歌メロができたら
「とりあえず歌ってみていいと思える?」
「えっとキーは見えてる?」
「コード進行はどういう感じ?」

はっきり「こういうキーとコード!」とは分からなくても
何らかの形で「音」にすることはできるか?
打ち込み鳴らしてリズムとパッドとベースだけでもOK
リズム+ギターで拾った音を録音+打ち込みベースでもOK
(※別にきっちり和音である必要はなくて歌メロと合う
最低限の音だけを並べていくことがめっちゃ重要です)
「じゃあこんな感じの曲でOK?」

一度仮歌を入れてからバッキングをある程度形にして
「さてもう一度詞と歌メロが乖離してない?合ってる?」
「この詞のことばの音が効果的に響くメロになってる?」
「そもそも詞と声(声色)と曲調が合ってないなんてないよね?」
OKなら歌入れ!&完成までもってく!

曲先なら
「そもそもこんな感じの曲でOK?」
「のれる?」(※のらなくてもいいけど『よいと思える』?)

コードとリズムだけある状態なら(キーは把握しているはず)
「さあなんか歌える?」
「まず自分が歌ってみていいと思える?」▲同上
「自分が『よい歌メロ』と思えるメロをのっけられてる?」
「それじゃあ詞はどうする?」と並行して
一度仮歌を入れてからバッキングをある程度形にして
詞を完成させて
「この曲調に合ったことば(世界)を選べてる?」
「この歌メロに対して効果的なことばの音を選べてる?」
「そもそも曲調と声(声色)と詞が合ってないなんてないよね?」
OKなら歌入れ!&完成までもってく!

歌メロが先にあるなら
「それってどうやって作ったにせよ自分で歌える?」▲同上
「とりあえず歌ってみていいと思える?」
「えっとキーは見えてる?」
「テンポとリズムは?」
「コード進行はどういう感じ?」

はっきり「こういうキーとコード!」とは分からなくても
何らかの形で「音」にすることはできるか?
打ち込み鳴らしてリズムとパッドとベースだけでもOK
リズム+ギターで拾った音を録音+打ち込みベースでもOK
(※別にきっちり和音である必要はなくて歌メロと合う
最低限の音だけを並べていくことがめっちゃ重要です)
「じゃあこんな感じの曲でOK?」

「それじゃあ詞はどうする?」と並行して
一度仮歌を入れてからバッキングをある程度形にして
詞を完成させて
「この歌メロに対して効果的なことばの音を選べてる?」
「この曲調に合ったことば(世界)を選べてる?」
「そもそも曲調と声(声色)と詞が合ってないなんてないよね?」
OKなら歌入れ!&完成までもってく!

歌ものってけっこう奥が深いなあと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。