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amrskJPNのメモ帳

あおむらさき(amrskJPN)による作詞作曲と音楽に関するメモ帳です

ニューイヤーコンサート2017を観て

ミュージック

「ニューイヤーコンサート」とは・・・
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による新年お昼のコンサート。
(日本では19時から生中継)毎年録画して日をおいてから観ています。
私はクラシックなどとても疎く、どちらかというとガーシュイン
フォスターなどのアメリカの作曲家(19-20世紀)が好きで、
そしてより偉大な存在として「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス
(父と2世/19世紀)が(にわかですが)大好きという程度です。
19世紀最先端ウィーンのダンスミュージックであるワルツの超ヒット
メーカー父子・・・踊れるミュージック好きとしてははずせない。

ウィーン・フィルのこのコンサートはお昼の楽しいコンサート。
ヨハン・シュトラウス父子の作品を中心にワルツ・ポルカ・行進曲
ノリよく明るく(オーストリア・ウィーン楽友協会のホールがまた金ピカで
まぶしく花も色とりどりで美しい)適当にお昼ご飯を食べながらふわっと
流すだけで私にとってはよいのです。3時間ありますがあっという間。
今年は指揮者が35歳のグスターボ・ドゥダメルというベネズエラ出身の
熱すぎず落ち着きすぎずからっとした笑顔で鋭い哲学を話す男前・・・
毎年楽しいけど2017年は若い!ホールの空気が若い!

ワルツ『春の声』(2世)が特に好きなのですがなかなか演奏する年が
まわってこない・・・そりゃ膨大な曲数がありますから。
観始めたのは2013年からなので(本当ににわかです)2006年の演奏には
めぐり会えませんでした。しかし毎年思うけれどステージせっまい・・・
よく落ちないなあ。そして打楽器ってすごいなあと改めて思います。
あの目立つ音とリズムでオーケストラはふっとんでしまう・・・
トライアングルは特に自分なら担当したくない!

第二部では別中継の生バレエ映像が流れるのも素敵です。
華やかな衣装に美男美女がびしびし踊りまくる(バレエなどまったく無知
でも楽しめる)・・・というか(バレエレベルではないけれど)当時の
社交界の人々(パリピ)って運動神経(ダンス神経)よくないとモテないし
それこそ評判(?)にかかわるっていうか・・・日本の平安貴族が和歌を
うまく詠めないとモテないのと同じで上流の人々は大変です。
それにしても今年の後半のバレエ演出にはびっくりした(笑)
ホールの中で踊るのを観たのは初めてです。前にもあったのだろうか?

アンコールの「美しく青きドナウ」(2世)がヒットしたのは舞踏会。
今で言うクラブのEDMスーパーヒットチューン。紳士淑女が踊りまくる曲。
決して楚々としたお上品ワルツではなかったのです(元は男声合唱曲)
ウィーン子よ、陽気にやろうぜ」という詞がつけられていたそうです。
チャラ男ソング(?)なわけで本当に素敵です(プロイセンとの戦争に負けて
失意の底のオーストリアを音楽で変えようと依頼されて作曲/詞は別作家)
白いドレスをひるがえしまくるレディと燕尾服でキメたジェントルマンが
くるっくる踊り狂っていた・・・そんな曲です。

ラストの「ラデツキー行進曲」(父)は毎年本当に最高!
毎年演奏する曲なので盛り上がりの中に各指揮者の個性が発揮されます。
グスターボ・ドゥダメル氏この曲似合いすぎ!遊びすぎ!
大声で笑っているようなメロディに聴衆も手拍子なのはお約束!
この大団円に至る感じ・・・これを観終えてやっと「おお年明けたなあ
という心になれるのです。コーヒー飲んだりうろうろ片づけたりしてそんなに
真剣には観ないのがポイント!「なんかよいなあ」でOKなのです。
再放送もあるので(録画は観たら消している)今年はもう1回観ようか・・・

ときどき(今年は特に男前なので)指揮者を見たりパッと目立つところで
必ず抜かれる打楽器を見つめたり、トロンボーンは映るのか待ったり・・・
(今年はかなり少なかった気がする)フルートのアップ率は異常!
今年は花の中にパイナップルやレモンが飾られていて個性的でした。曲目も
明るく風変わりなものが多く、指揮者の色が出ている感じだけど嫌味がない。
やたらと映る白いアンスリウム(変わった植物)が似合う(笑)
あーーーー今年は特に印象に残った!指揮者の力ってすごいと思います。
(見目がよいというのも指揮者の実力のうちであると考えています)

来年は偉大なるマエストロのリッカルド・ムーティ(現在75歳)
ということで・・・まったく知りませんがまた楽しみに待ちたいと思います。
クラシック(シュトラウスの時代までくるとそう呼ぶのかもちょっと謎)も
お勉強しないとなあと思いつつ・・・ふんわりと各有名作曲家は知っている
けれどあまり古いものがアンテナにひっかからない感じ。
やたらと作曲家(の周り)に空気(ムード)がついているのが妙に入れない。
その点あまりシュトラウスオタクなんだよね」という人がいない(?)のが
よい感じなのかも・・・いやいるのかもしれませんが。
ワーグナーとかブラームスとか・・・知らないのに謎の空気感だけ知っている
のでドアを開けられないのです。ベートーヴェンモーツァルトも・・・
バッハに至ってはうわああああという感じ。

古いロックでもテクノでもそうなのですが「うわああああ」クラスになると
どうも難しい。とりあえず気軽に入れそうなドアから開けていこう。
スタンダードライブラリ以降はそういう気分がよい気がします。
華やかな休みの午後でした!今さらニューイヤー2017!